男子会メンバー

術前術後管理からセルフケア自立への援助を行っています。

- 小堀
- 新生児集中治療室・新生児治療回復室地域周産期医療センターとして、呼吸・循環などの集中治療を必要とする症例や
外科治療後の管理・観察、帝王切開出生児など、
24時間体制で急性期ハイリスク新生児にかかわっています。
- 柴田
- 外科・乳腺外科、皮膚科、形成外科消化器・乳腺を中心とした手術療法・放射線療法、化学療法を受ける患者さんや
重度のやけどで皮膚移植が必要な患者さん、多発外傷の患者さんなど
周手術期からターミナル期の看護を実践しています。
- 八尋
- 呼吸器外科・心臓血管外科・循環器内科病棟心筋梗塞や大動脈解離などの緊急治療、心臓・肺の手術、心不全治療、心臓カテーテル検査・治療などを受けた患者さんの、合併症予防及び異常の早期発見とその対応を実践しています。
また高齢化に伴い増加している心不全患者さんには、在宅で生活の質を維持しながら過ごせるよう退院時の生活指導を通じて、支援しています。
1年経ちましたが、伊勢赤十字病院で働いてどうですか?

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1年目ナースマントークを始めます。
一同 はい、お願いしまーす -
原田
仕事はボチボチだけど、どちらかというと部活動を楽しんでいる。
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一同 あー、それは間違いない、間違いない(複数からの声)
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小堀
命やもんな、バスケ!仕事、仕事、バスケ、バスケ、バスケ、仕事、バスケ、バスケ…
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曽我
でも、そういうの大事ですよねー。
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小堀
仕事より、どっちっかていうとバスケ?。
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大島
でも仕事はちゃんとやってるって言われてるし。(笑)
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次は柴田くん!

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柴田
急性期病院だから、病棟には手術とか交通外傷の患者が多いので、流れが速くてついていくのに精一杯です。
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小堀
でもついていけとるってことやん!成長してるってことやな。就職してから背も伸びたし・・ (笑)
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救急病棟の石井くんと小出くんどうですか!

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石井
遠いところから独り身で来ましたけど、いろいろ楽しくやらせてもらってます。
病棟の雰囲気もめちゃ良くて、馴染めてホントに良かったです。 -
曽我
尊敬できる先輩とかいるの?
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石井
いや、もー、皆さんそうです (笑)
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小出
1年間があっという間でした。あっという間!
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石井
先輩たちがおもしろい。ユニークで楽しい。

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八尋さんどう?
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八尋
1年働いてみて、循環器病棟だから、いろいろと心臓のことを勉強していて、1年やっててもまだまだ学ぶことはまだいっぱいあるなって思う。
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曽我さんどうですか?
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曽我
社会人になって、全然自覚が足りないって先輩たちに言われたんですけど、1年経っても変わらなかった。
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ははははは(周り爆笑)
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曽我
でも、最近徐々に「責任感が持てたね」じゃなくて、「意識してるね、準備段階ね。」って言われてる。
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小堀
持とうとしてきたってこと?準備期間ね。あー、いいですね。
1年目、何が1番大変でしたか?

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曽我
先輩の名前覚えることかな (笑)
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小堀
それは、そうやね!
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曽我
2看護単位が一緒になっているから、自分の部署ではない方のメンバーはなかなか覚えられなくて…。
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小出
救急病棟は全科の先生を覚えなきゃいけないから半年くらいかかった。
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石井
ぼくは先生の名前がまだ覚えられない。(笑)

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小堀
他に何か苦労したことありますか?
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柴田
んー、体のリズムが崩れることかな。
夜勤が入ると、今までの生活リズムと違うから、だんだん体のリズムが崩れてきて大変だった。 -
曽我
看護師って、一般企業に比べて、休みが多くあるように感じるねー。2交替だと、夜勤明け、休み、休みみたいのがあるから。めっちゃ休んどる気がする 笑
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小出
あー、それ、3交替はその気持ち全然分からん。はははは。

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小出
大変だったことは報・連・相!小出の報・連・相、不作で不作で仕方なかった。(笑)
部署での仕事のテンポが早くて、言いたいことがあっても、報・連・相のタイミングを逃すと伝えられないままになってしまう。自分がアップアップになっていることを伝えられなかったことで周りに迷惑をかけたり。 -
小堀
あー、でもそれ分かるよ!だって忙しい時は先輩とかに話しかけにくいし。おれもそうやよ。でもメンターとか、実地指導者の人は優しいから後でフォローしてくれる。わざと話しやすい人にしてくれてるんだと思う。
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曽我
そう、心のケアしてくれるからね。
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小堀
他はどうですか?
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曽我
あとは朝起きられないっていう現実。
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八尋
それは、学生時代からやないの?
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曽我
まあ、そうなんやけどさ…。(笑)

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小堀
でも、学生は休んでもいいけど、仕事やからおれらは休めへんやん。
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曽我
お金をもらって、やってるからね。
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小堀
遅刻は失敗の重みがあるよな。確かにそれは大変やったな。
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柴田
大変やった。もー、血の気サーやで…。
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小堀
そやな。おれも1回遅刻した。
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曽我
ワールドカップの時。どれくらいやったかな、そんなにしてないと思うけど…1時間ぐらいかな…。いや2分でした。
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小堀
1時間はヤバイやろ!だいぶ盛ったな。気をつけましょう。
1年働いてみて
看護師になってよかったと思うことはありますか?

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大島
いっぱいあるな!これはある!!
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小堀
おれは、元々違う仕事してたから。介護師をしてからの看護師みたいな。だから、やっぱり看護師はいい仕事やなって思う事が多い。
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小出
例えば?
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小堀
いろんなところでさ、やりがいもあるし、前の仕事になかったわけではないけど、看護師の方がやりがいを感じやすい部分はいろいろあるかな。
おれは赤ちゃん好きやから、元々ちっちゃい子が好きやから、そういう子らに対して何かできるっていうのはありがたいな。 -
曽我
男の人で、NICUってすごい良かったですよね。今までで初めてぐらい?
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小堀
男でNICUって全然おらへんけど、行ってよかったと思っとる。
おれがNICUで男子1人やったから、看護部が気を遣ってくれて、後から男性指導者さんがNICUに勤務交替してきてくれた。(笑)
こんなええことない!こんなええことない!おれ、たぶん1人やったら病んでたかもしれんと思う。笑 -
小堀
他にどうですか?大島くん!
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曽我
うちのエースの大島くんに聞いてみよう。
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原田
いっぱいいいことやってる大島くんに聞いてみよう。
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小堀
うん、分かる。大島くん評判いいの絶対分かる。
どうですか?よかったこと。

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大島
良かったことは、まあいっぱいあるけど、でも結局休みが多いことが最強やったし、1番デカイ。
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曽我
患者想いの大島でした。(笑)
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小堀
エースがあれでは、ダメやな。今、そういうこと言う場面じゃないから(笑)
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看護師になってよかったこと。原田くんどうぞ。
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原田
いろいろ研修を通して、まだ経験していないことも、今後経験していけるって思うこと。たとえば道端で人が倒れていた時の対応とか、日赤では研修を介していろいろ勉強していくことができるから、そういう面では看護師になって日赤に来て良かったなと思う。
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曽我
研修整ってるもんなー。
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小堀
確かに研修手厚い。こんなに研修が手厚い病院は聞いたことがない!
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小出
オリエンテーションも全職種が1週間とか?他職種の同期がこれからも年次別で一緒に研修するとか。癒されるよなあ。
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小堀
こんなにメンタルケアで時間作ってくれるとこって、滅多にない!と思う。
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小出
それ、おれ実感してるわ。メンタルケアの時間めっちゃ実感するわ。
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小堀
ホントにそれは思うな。他の病院に就職した友達に聞いてもそんなところないもん!
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一同 ありがたいよね。
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じゃ、小出さん。
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小出
病棟の特徴柄、亡くなる患者さんとかやっぱり多いけど、看護師で特にこの辺の地域だと日赤じゃないと立ち会えなかった状況とか、なかなか出会えない出会いっていうのが多いのは、すごくいいと思います。
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小堀
なるほどな。急性期の病院やから。これはみんなあるな。
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小出
入院してくる時、レベルが悪かった患者さんが、一般病棟に転出するときはちょっと戻るとか。

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曽我
脳外科で働かせてもらっているんですけど、自分で話せない患者さんもいるんで すよ。でもそういう時に何を思ってるんだろう?って考えながら関わっていると、少しずつ回復が見えてくることがあるんですよ。表情とか変わってくる時があるんですよ!その反応で相手から、「ありがとう」って気持ちが伝わってきたら、すごい嬉しいんですよね!看護師やっててよかったー!って。あとは、家族さんとの関わりがすごく大切だなって思いました。家族さんは何も分からず病院に来ていることが多いわけで、先生からいろいろ教えてもらえるけど、そういう時に一番寄り添って話を聞いてあげることができるのは、やっぱり看護師なわけで。何かできたなって思うと、家族の人も喜んでくれるし、それを見るとこっちも嬉しいですし、それをフィードバックできたら患者さんにも利益が出るし。いいことしかないですね。
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小堀
そんなことができる看護師はすごい。
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曽我
理想でした(笑)
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小出
今後のキャリアだな。
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どうですか?看護師になってよかったと思うこと。
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小出
お給料がそこそこもらえる。
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曽我
自分の生活が潤うね。

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八尋
看護師になってよかったことなー。
患者さんやスタッフとか人生の先輩としゃべれるのは、やっぱりでかいな。治療以外のことも話すことなかでいろいろ考えさせられる。人生の勉強になる。 -
小堀
患者さんの話が聞けるのはでかいと思うな。
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柴田
消化器外科病棟だから、癌の末期の人もみえるんだけど、家族さんが面会に来れ なかったり、末期だから治療は望まないけどせめて家で過ごしたいとか、緩和に行きたいとか、いろんな思いを聞くことができるんね。そんな話を聴いていると、自分の親がそうなった時どういう選択肢があるのかとか、どういう援助すべきなのかっていうことも学べるし、看護師をしていることは、やっぱり自分のためになるかなって。だからいいなって思う。
今考えている今後のキャリアについて教えてください。

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大島
ヘリコプターに乗る!
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曽我
あー、いいねー!
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小堀
フライトナースになりたいの?
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大島
うん、そのために伊勢日赤に来た。
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小出
あ、なら、おれがヘリコプター操縦するわ(笑)
え、でも何でフライトナースになりたいん? -
大島
だってカッコええやん!どう考えても、1番カッコいいと思う。
救急外来にも行きたいし、人を救う感のある仕事がしたいから。 -
曽我
日赤のパンフレットのような。その気持ち分かるなー。
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大島
病棟も別に嫌じゃないけど、救外みたいに、治療してるって感じがあるやんどっちかというとさ。だから、今後そういうところで働きたいかなー。
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小出
おれは大学院行く。
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大学院で何を学ぶん?
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小出
もうちょっと家族支援とかそっちの方で、調整業務とか…。
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石井
なんか夢がいろいろあるね。
この前はヘリに乗りたいって言ってたし、国際救援で海外へ行きたいとも言ってたし。 -
小出
選択肢は1つじゃないし。
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石井
そうだよね。選択肢はたくさんあるね、日赤にいたら、その先の道も開けてくる感はある。
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小出
うん、確かに。選択肢を狭めない。
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小堀
日赤にいたら、何でも目指せるっていうか、いろんな可能性が見えるというか。うん、そんな気がする。

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小堀
キャリアなー。おれはNICUにいるから何年か先には一般病棟に勤務交替もあるやろなあ。
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石井
NICUから救急特定とかさ、よくある話やない?
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小堀
おれはNICUで注射とかはできへんけど、看護師として一番大事なメンタル面を磨けたと思う。入社した時なんて、もっと表情が怖かったと思う。
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曽我
あー、確かにそれはあるかも。
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小堀
毎日赤ちゃんを抱っこして、ミルク飲ませてると、だんだん優しなってきてな、顔が (笑)

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曽我
こういうインタビューとか、写真を撮る日とか、眉毛や髪の毛が整ってるんよ。
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小堀
うん、昨日全部ちゃんとしてきた(笑)
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原田
前に聞いた話、救命に来た患者で、NOガスていうのを使う人がおったらしいの。それは、基本小児でしか使わんもので、NICUから勤務交替してきた人が知っていて対応できたみたい。そうやってそれまでの経験が活きるんやな。
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小堀
救急やICUに赤ちゃん来てさ、NICUのスタッフが応援に行ってることもあるよ。
おれは、みんながそれぞれの部署で働いて病院が成り立ってると思っているから、おれはNICUで赤ちゃんをみて病院に貢献するし、柴田君は消化器外科やし、みんながいろんなジャンルでやってるから成り立ってると思う。だから、どこにおっても一緒やと思う。
今いるところで一生懸命やればいいと思う。
でも、あまり長い期間は同じ部署には居れやんらしいよ? -
小出
勤務交替していろんな経験をさせることで育てようと考える場合もあるし、その子の目指していることを考えてどこに配属したらいいかとか。
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小堀
てかまあ、部署異動は看護部が考えてくれるものやし、どこへ行ってもキャリアは積めると思う。
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小堀
どうですか?他にキャリアについて考えている方?

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原田
おれ、災害。
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小堀
DMATとか?救護班?
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原田
そう、救護班に入って災害現場で働きたいなって。
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小堀
え、もうガッツリ?
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原田
うん、ガッツリ。支援に行きたい。
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大島
強そうやで大丈夫やろ!笑
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曽我
ぼくは訪問看護ステーションを開業したいな。
まだ介護とか医療処置とかリハビリとか必要な患者さんで、退院後、病院・施設に行ける人はいいけど、自宅で過ごしたいって人もいるじゃないですか。そういう人が安心して自宅に帰ることができるように、自宅での看護が今は重要だと思うから、そういう視点で自分で何かやってみたいなって思った。なので、これからいろんなことを学んでキャリアアップしたいと思っている。 -
小出
一緒に大学院行こ (笑)
